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社員インタビュー01

N.H.
船舶管理グループ
第二船舶管理チーム
チーム長 (Fleet Manager)
キャリア入社
現在の仕事内容を教えてください

チーム長としてのメインの業務は、チームメンバーが滞りなく業務に取り組めるようにマネジメントし、サポートすることです。チームが担当する複数隻の安全運航の維持に向けてメンバーを支えるとともに、業務の効率化や人員配置の適正化も図っています。

チーム長としての業務に加え、入社以来10年にわたり担当しているプロジェクトがあります。LNG船はマイナス162℃の液体となったLNGを安全に運ぶための設備が必要なため、建造価格は一般の輸送船の約4倍にもなり、1社でLNG船を保有するのは難しいのが実状です。そこで電力会社やガス会社、海運会社などが共同で複数のLNG船を保有。産出国から日本へと年間600万トンのLNGを運搬しています。プロジェクトの契約期間は約25年間。長期にわたり日本のエネルギー供給に貢献する事業に携わっている責任とやりがいを感じながら、日々の業務に取り組んでいます。

仕事を進めるうえでのポリシーを教えてください

ミッションは、担当船の安全運航と安全荷役を達成することです。当社は可燃性ガスであるLNGを運搬する船舶を管理しているため、少しのミスでも大規模火災や人命にかかわる事故につながる可能性があります。予定通りに船舶が港に到着しなかった場合にはLNGが発電所に届かず、電力不足などの社会的影響を及ばすことも考えられます。だからこそ、その船舶を担当するメンバーはもちろん、船員や傭船者、メーカーや業者の方々などとの日々の業務連携の中でミスが起きないよう細心の注意を払っています。心がけているのは、責任をもって最初から最後までスピード感をもって業務を進めること、そして一生懸命に取り組むこと。その積み重ねこそがチームメンバーや顧客の信頼を得るには重要だと考えています。信頼関係を築くことでトラブルの際にもより強固な協力体制で対応でき、よりスムーズな解決が可能となるのです。

NYK LNGシップマネージメントで働く魅力とは?

会社全体でサポートし合い、問題解決する社風は当社の魅力だと思います。
以前、担当船が機械トラブルにより海上で停泊したことがありました。当初は数時間、数日で解決すると思っていたのですが、メーカーの方と確認してもなかなか原因がつかめない状況でした。社長や取締役、他のチームのメンバーの協力を得て、ようやく原因を見つけて解決でき、船が動き出したときには全員で喜んだのを覚えています。当社の社風が活かされた場面だったと思います。

この事業の将来性や仲間に求めることについて教えてください

LNGはCO2排出量が少ないクリーンエネルギーであり、世界的にも需要が高まっています。そのため、日本でもLNGの需要が減ることはしばらくの間はないと考えています。そして、島国である日本はLNGの運搬を船舶に頼るしかありません。そのため、LNG船の船舶管理という事業は現状を維持していくでしょう。

この事業を共に支えてくれる仲間に求めるのは、幅広く関心を持つこと、そして熱意と積極性、柔軟性をもって仕事に臨むことです。船舶管理では多種多様な業務に携わるため、ひとつのことに集中するのではなく、広範囲の知識が必要となります。あらゆることに関心を持ちながら、「これはどういうことだろう」と疑問に思ったことは調べる癖をつける。そうした柔軟性が必要です。実際、当社の社員には幅広い知識を得ながら、深める知識は深めるというバランスの良さを兼ね備えた人が多いです。

今後挑戦したいことを教えてください

会社全体で管理船に対しての適切な人員配置を検討しています。船は24時間、365日休みなく航行しているので、担当者が週末、祝日、休暇中、出張中でも昼夜問わず船から電話を受けることがあります。バックアップ体制の強化でワークライフバランスを充実させることを目指すとともに、働きやすい環境を作るにはどうすればよいかを常に考えています。今ある環境をさらに働きやすいものにしていきたい。メンバーが力を存分に発揮して達成感や充実感を味わいながら仕事ができるよう、そしてメンバー自身の人生を豊かなものにできるよう、努めていきたいと考えています。

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